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2023.09.21
目と首の関係
コツコツだよりVOL.33
いつもご利用ありがとうございます!
きゅうじ接骨院です😊
今回のテーマは
『目と首の関係』
「目」と「首」は近い位置にあるので、なんとなく関連性があることはご承知の通りで、、、
今回のコツコツだよりでは
✔ 疲労から怪我へ
✔ 負荷の種類
✔ 対策しよう
についてお話します🤗✨
疲労から怪我へ
疲労は蓄積されます
まず最初の防御は「筋肉」です
筋力の弱い組織に負荷がかかり、限界を超えると壊れます💦
回復しようにも、再び負荷が加わることで回復スピードが追い付かず
組織が硬く癒着します!
これが『怪我』です。
すると、筋肉が硬くなり動きが悪くなります。
関節は2次的に動かなくなる部位であり、いきなり動かなくなるのではありません。
筋肉の支えがきかず、しだいに関節の動きが制限されるのです。
負荷の種類
負荷には3種類あります
①短時間の強いダメージ(交通事故など)
②中程度のダメージが長時間続く(マラソンなど)
③筋肉を同じ状態で使い続ける(買い物袋を腕にかけて持ち続けるなど)
一般的に良く遭遇するパターンは
③筋肉を同じ状態で使い続ける
だと思います
例えばある実験をします、、
頭と首の付け根に指でなぞると凹んだくぼみがあるのをお分かりでしょうか!?
①そこに指をあててください
②目を開いて、目だけで左右を見ます
すると、首の後ろの筋肉が動いているのがお分かりでしょうか?
現代ではスマホを見る姿勢で、この筋肉をよく動かしています!
スマホはパソコンよりも画面が小さいので1ヵ所に視線が集中し、首をサポートする
後頭下筋群に負担がかかります。
つまり、1日を通してパソコンとスマホを見ている時間は常に③と同じように負荷がかかり、先ほど前述したとおり『怪我』へとつながるわけです。
ついつい簡単に『こり』と言ってしまいがちですが実際には『怪我』が起きているのです!
そして、知らず知らずのうちに私たちは同じ環境の中で活動する事で『怪我』を自ら招いているのです
対策しよう
今回は肩回りに関する検査を兼ねたエクササイズをご紹介します
壁立ち
①壁に背中を全部つけて手首、小指をつけたまま肩を90度まで上げる
②同時に肩甲骨を寄せて30秒間キープ
☑腕があがらない
☑手のひらが白っぽくなる
該当する方は『胸郭出口症候群』の疑いがあります。
首が緊張して、血管を締め上げている状態です💦
この状態であればかなり体の機能がかなり低下している状態なので早期に治療を必要とします!
もし壁ですることが難しい場合は、地面を壁に見立てて、寝ながらしてみましょう!
※背中にストレッチポールやバスタオルを長細く丸めて代用もOK!
検査としては、胸椎の後弯が強くないか、肩甲骨と肩の安定感が出ているかをチェックします
肩甲骨は肩の土台です。
肩甲骨が正しいポジションだと肩が安定します。
すると多少の影響では壊れず、上がりやすい、使いやすい状態が可能になります。
肩こりや肩の症状はこの肩甲骨の安定が不可欠です!
応用編壁立ちエクササイズ
①壁立ちの姿勢のまま腕を上下に動かす。30回程すると、汗ばむぐらいの運動効果が期待できますよ♪
※片方だけシビレがでるようであれば、首・肩回りの筋肉が血管を圧迫していますのですぐに中止し、治療が必要となります
股関節を支える筋肉群、骨盤と背骨を支える筋肉が低下し重力に勝てなくなると姿勢が悪くなります。
壁立ちではこれを正常に戻します。
デスクワークの人は1時間に1回、壁立ちで肩甲骨をできるだけ上げ下げするように腕を上げ下げすることで、それだけでも肩回りはだいぶすっきりしますよ♪