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2023.05.06
シン・肩回し (前編)
【コツコツだよりvol.30】
いつもご利用ありがとうございます!
きゅうじ接骨院です!
本日のテーマ
『シン・肩回し(前編)』
についてお話します!
患者さまに肩回しについて尋ねると
『いつも肩を回してるけど、あんまり効いてない、、』
と、肩をぐるぐる回しながら言われる方が多いのですが、
この肩ぐるぐるはほとんど効果がありません💦
動かすことはとてもいいことなのですが、けっこうな割合で
間違ったやり方をされていることが多いです!
ですので、今回は
1.肩の構造を知ろう!!
2.なぜ肩がこるの??
3.正しい肩回しをやってみよう!!
について解説していきます!
肩の構造を知ろう!!
肩というと
青い〇の部分をイメージしませんか??
実は、他にも肩関節は5つもあるんです!
①肩甲上腕関節
②肩鎖関節
③胸鎖関節
④肩甲胸郭関節
⑤肩峰下関節
③と④に関してはどこが肩なんだ!?
とお思いでしょうが肩なんです💦
この関節を構成している骨たちに首肩周りの筋肉がくっつきます
これら筋肉が収縮すると、、、は次に紹介します!
なぜ肩がこるの??
上記の筋肉が収縮するとまずどうなりますか?
画像のような方向に筋肉が収縮すると
肩が内巻きになり、、
首が前下方に引っ張られ、、
背中が丸くなり、、
みんな大好き『猫背』の完成です!!
この状態が長く続けば
筋肉や骨の中を通過する神経・血管が圧迫されます
※赤・青がそれぞれ動脈・静脈 ※黄色が神経
すると血行不良、酸欠状態となり老廃物や発痛物質がたまり『コリ』を感じやすくなります
ですので、この逆をすること
『猫背を治すこと』
がコリ解消の近道ともいえます!
正しい肩回しをやってみよう!!
①まず画像のようにポジションをとり、息を吸います
ポイント:脇を閉めたままで!
②今度は息を吐きながら肘を後方に引いて、胸を大きく張ります
ポイント:脇を閉めたまま肩甲骨を真ん中に寄せるように!
③続けて息を吐きながら、肘は後方に引いたままで両手をそれぞれ外側に広げます
ポイント:ここでも脇を閉めたままさらに肩甲骨を真ん中に寄せる!
★ ①~③を一連の動きでスムーズに行います!!
※上手く出来ない方は肩甲骨周りの組織が硬いためできないだけで何度もしていると上手くできるようになりますよ♪
★ 10回程度でいいですが、なるべく1日のうちに何度も行ってください!
運動の目的
- 内巻きになった肩を外に広げる
- 外に移動している肩甲骨を内側に戻す
- 各、肩関節の動きをよくする
- 血流を良くする
まとめ
肩こり解消の運動はいろいろありますが、せっかく動かすなら効果がでるように、
●正しく構造を理解して行うことが大切!
●構造を理解したうえで症状に合わせ必要な運動を選択する!
次回も、肩回し:後編について引き続きお伝えする予定です😊